こんにちは ガス です
始めて開業する人も、新規事業を探している人も開業資金を少しでもおさえたいという気持ちは同じはずです
近年の開業の流れをみてみると居抜き物件や古民家を利用するなどして開業資金を抑えた低資金・低コスト開業をされている人が多くなってきました
正直開業資金に何百万円もかける時代は終わりました
今回は、いかに初期投資を少なくし、配食サービスを低資金・低コストで開業する方法を紹介していきます
目次
自宅で開業する
テナントを借りて開業する方法が一般的ですが、配食サービスはテナントを借りずに自宅でも開業できます
一戸建ての場合
一戸建て(持ち家)の場合は自宅で開業をしやすいです、配食サービス用に改装をするにしても誰の許可を得る必要がありません
最初に家族の了承はいりますけどね(笑)
マンションの場合
マンション(分譲)であっても、不動産屋・マンションの管理組合などに配食サービスを開業したいことを相談し、開業の許可をもらいましょう
もしかするとマンションによっては、飲食店開業などを禁止しているかもしれません
アパートなどの賃貸物件の場合
賃貸物件の場合は、必ず不動産屋もしくは大家の許可が必要になります
開業前にかならず相談しましょう
実際にアパートなどの賃貸物件でも、大家から飲食店開業の許可をもらい配食サービスを開業した人を知っています
一戸建て、マンション(分譲)、賃貸物件、いずれにしても、改装前に必ず保健所にも相談しましょう
厨房機器は中古品を購入
ピカピカの新しい厨房機器に囲まれて開業するのもいいものです
しかし配食サービスでは必要ありません
なぜなら、作った食事はすべて宅配するからです
普通の飲食店はお客さんが来店をして、店内で飲食をしますが配食サービスではそれがありません
したがって、見た目が少しボロくても中古品で十分です
新品に比べ中古品の方が価格が安く低資金・低コスト開業には必須となります
中古厨房機器は専門店での購入はもちろんですが、ヤフオクやメルカリなどでも購入可能です
その出品者が個人で中古厨房機器の販売をしており、お店の設計図から必要な中古厨房機器を手配してくれることもあります
気になったら、その出品者に質問してみましょう
なお厨房機器に関しては、20~30食であれば家庭用の厨房機器でも十分対応できます
家庭用の厨房機器で開業する場合は、さらに低資金・低コスト開業が実現できます
軽自動車(軽四)で配達する
低資金・低コスト開業にこちらも欠かせません
配達する車両は軽自動車(軽四)がおすすめです
車検や税金などの維持費が安い
なんといっても維持費の安さ
車検は2年に一度、自動車税は毎年きます、少しでも経費をおさえましょう
経費をおさえるということは、手元の現金が出ていかないのでキャッシュフローがよくなります
他には保険やオイル交換などの費用も乗用車くらべて、軽自動車は安いです
燃費がよくガソリン代が抑えられる
軽自動車(軽四)のメリットは維持費の安さだけではなく、乗用車にくらべ燃費がよくガソリン代をおさえられます
軽自動車(軽四)をすでに持っている人や、家族が所有している場合はその車を貸してもらえれば、わざわざ購入することはありません
もし開業と同時に購入を考えるのであれば、あまり安い車両はおすすめしません
なぜなら、安い車両には安い理由があり、もし配達途中で急にエンジンが止まった、なんてことがおこるかもしれませ
もしそうなったら、お客さんにも迷惑がかかります
他に、購入してからメンテナンスに費用がかかる場合もあり、やはりディーラーで程度のよい中古車を購入することをおすすめします
フランチャイズ(FC)に加盟をしない
配食サービスを開業する場合、フランチャイズ(FC)に加盟する方法もあります
配食サービスのことを右も左もわからない人には手っ取り早いかもしれません
フランチャイズに加盟すれば全てを教えてくれます
しかし、僕も過去に配食サービスのフランチャイズ展開をする会社に勤めていたのでわかりますが、もしあなたが低資金・低コスト開業を目指すのであれば、フランチャイズの加盟はおすすめしません
加盟金・ロイヤリティーが高い
加盟金とは、簡単にいうと配食サービスのお店の名前を借りる権利みたいなものです
コンビニでいうところのセブンイレブンとかローソンとかの名前を借りるようなことです
加盟金は50~100万円程度と各企業で価格は変わります
昨今では加盟金0円なんていうところもありますが、ロイヤリティーは毎月払わないといけません
ロイヤリティーとは配食サービスのお店の名前を使う使用料みたいなものです
ロイヤリティーは毎月1~5万円程度になり、これも各企業で価格が変わります
食材・包材の費用が高い
フランチャイズに加盟した場合、本部指定の食材や包材(容器など)を使用しないといけません
それもまた本部の儲け分が上乗せされる為、少々割高になります
チラシや備品などが高い
チラシや備品に関しても本部指定の規格になる可能性がことが多いです
またそこにも本部の儲けが上乗せされています
フランチャイズに関しては、これではデメリットしかないと思ったかもしれませんが、配食サービスを知らなかった人にとったらメリットもたくさんあります
これはまた別記事で紹介しますね
まとめ
いかかでしたか?
低資金・低コスト開業をする方法を解説させてもらいました
配食サービスを低資金・低コストでの開業は可能です、ある程度知識も必要になりますが、まずは・・・
- 自宅で開業
- 中古厨房機器を購入
- 軽四で配達
- フランチャイズに加盟しない
この4つは絶対にあたまに入れといてくださいね!
低資金・低コストで開業すれば、それだけリスクも低くなるということです